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2003年 某月某日曇り晴れ
12月31日(水) 大晦日はジットとしていたいがそうもいかない。朝寝していたので部屋の片付けと、年賀状の忘れていた分書くと、ほとんど昼3時。最後にハードディスクの大掃除にかかる。Dドライブには15ギガバイト空きがあるが、Cドライブには1.2ギガしかない。要らないファイルを大量に捨てて、デフラグ(アクセサリーのシステムツールにありハードディスクの並び替えをやってくれる)をかけることとする。何しろ起動に6分もかかるようになっているので、ネット碁やっていてADSLが動かなくなると再起動かけても5分で再開できない。これで負けが数局ある。ということで2時間以上かかったが、デフラグ終了。
かくてDドライブは24ギガになり、Cドライブは1.5ギガに、再起動は2分30秒と半分以下になり、結構早くなりました。フォント捨てたり、他にも起動早くできる方法はあるけど今回はここまで。
夜、6時半から今晩は格闘技一色。紅白はほとんど見ないのでこれも結構だが。3局同時放送は何とも忙しい。インターネットで試合内容プリントアウトしておいてチャンネル切り替える。お目当ては吉田とホイスの因縁試合、ボブサップと曙の怖いもの見たさ試合、桜庭とノゲイラ弟のいぶし銀テクニック試合他で。晩ゴハン、年越しソバ食べながら見る。
今、棋聖タイトルで2千万円越すと思うけど、吉田や曙の試合も1試合は2千万円は越えている。年に数試合だから結構いいとは思うが、たかだか数年の全盛期にあわせてもきびしい世界だ。私は勝負を見るのは好きだが、勝敗よりも内容に興味あるので、勝ったところでショッパイ試合したらブーイングです。ま、興業がらみがあるので多少の真剣勝負にたいする疑問はあるけど、楽しめた5時間でした。
子供寝かせてから、カレンダーが変わる前に、ネット碁やる。休みに入って少し余裕がでたか少し連勝している。昨日は序盤でADSL不調で時間切れ負け。Escaperは5分で自動的に負けるので、このサイト(ダッシュ碁、dashn)ではほとんどいないのが良い。いわゆる韓国スタイルというのか闘いの連続と新手オンパレードなので勉強になる。
もう、実際新年は明けたけど。昨晩から深夜までで、通算62勝25敗勝率71.2%。少しづつポイントは上がっているけど、ここは劇的にはあがらない。50%の勝率に近くなれば落ち着くでしょう。
12月27日(土) 友あり遠方より来る。夕方暗くなってから、15年くらい会ってない土木技術者の友人が奈良へ帰省途中、最新のNECノート持参で、やってきた。自宅から300メートル位の所までこれたからまあ優秀。迎えに行く。
15年くらい前と思うが、実際最後に原宿であったらしいが記憶にないのだ。その前、山形の米沢で彼の弟と3人でキャンプしたのは覚えているのだが。おまけにでっかいニコンの最高デジタルカメラでとった職場近くの尾道とかの瀬戸内海風景数百枚持参できたから、その解像度のキレのよさに驚き、また昔の話で、話ははずんだ。
カミさんの400万画素カメラもこれを見せられたら目じゃない。本体価格20万はダテじゃないけど、もう旧式とか。なんとまあ。ホームページで5kバイトのJPGやってる分には関係ないけど、横3000ドットを超えて、画面イッパイ以上の超解像度見せられたら銀塩写真もそこまで近づいてきている錯覚おこしたほど。何だかんだで泊まってもらって翌朝からまた昔話の続きでした。
彼は趣味でバイオリンとチェロやっている。20年位前一緒にやろうと渡した、パガニーニのギターとバイオリンの二重奏曲まだ練習してないという。近くにいないとダメかなあ。その楽譜を買った大阪梅田のササヤ書店の記憶の話やら、バッハのシャコンヌのさわりをギターで聴いてもらったり、何だかだで喋りすぎて11時にはバタンキューでした。
ネット碁は通算、52勝21敗。夜遅いと負ける。部屋が寒いと負ける。イライラすると負ける。オシッコに行きたいのに秒読みだと負ける。持ち時間が5分だと負ける。相手が投げないと負ける。マウスクリックミスで負ける。以上、負け碁の言い訳でした。
12月23日(水) 部屋の掃除と町内会の衛生組合の書類まとめや連絡で以外と忙しい1日だった。まだ年賀状も全然かけていないのでヒマではないのだが。
昼間、用事で歩いていたら竿をしまっている近所の人がいたのでちょっと立ち話をした。磯釣りとはうらやましかったが、南の宍喰の磯で全然釣れなかったらしい。目の前に40センチくらいのグレが何匹も見えるのに釣れない。見える魚は釣りがたいとは誰もが言う昔からの言葉。水温が冷たく、魚もエサどころでないのだろう。魚も水温に慣れるまでは3,4日かかる。沖の磯か宇和島くらいに行かないと満足な釣りはできないのが今日この頃。愛媛の矢ケ浜が釣れているとのウワサだがはて。
夕方少しギターの練習。バリオスのワルツ4番を練習。3番もいいけどこれもいい。村治弟さんのCD聴いたらなかなかイイ曲なので始めた次第。このところ演歌ばっかり弾いていたので新鮮。しかしCD聴いて、村治弟さんのバッハのシャコンヌは、早すぎてどうもだ。初めて聴いたのがセゴビアで比較するのは可哀想ですが、一音一音の説得力というかはセゴビアさすがだ。レコードは実家のどこかにあるのだろうけど音はいわゆるセゴビアトーンで素晴らしい。あれは多分に指の太さでしょう。キャシャな指からはでない音です。早く弾けば弾くほど一音の価値は下がる。耳に入って「はいサヨナラ」ですからね。脳の奥深く染み込む余韻がない。大体若い人のスピードは本能です。若い人の碁が読みが早いのも一緒。とにかく1時間ほど弾いていたら結構指が動くようになった。うれし。
夜は借りてきたビデオを見る。今、都会ではビデオ1晩借りていくらか知らないけど、この地では100円です。安いと思うがどうだろう。
昨晩は、押入れに放り込んでいた10年前の故障していたデッキを出してクリーニングや、掃除機でホコリとって何度も再生かけていたら何となく写るようにもどった。これで昨晩は、昔録画していた「北尾が行く」とか「グレイシー柔術」とか見ていたら結構画像が安定してきた。ものは出来る限り捨ててはイカンのです。エイジングは別の意味ですが少し寝かせておいたらよくなる場合があるのです。
それで今晩観たのが「ソラリス」。ERのジョージ・クルーニー主演だがERでは小児科医、映画では精神科医、ネタバラシはできないけどこの手のSF映画は予算の加減からかスペクタルというより人間の精神世界へのいわばインナートリップ的なものが多い。「2001年宇宙の旅」しかり「惑星ソラリス」もそうだったか。ちょっと私には退屈でしたね。
12月21日(日) 昨晩は、借りてきたビデオ「Jason
X」を観た。例の「13日の金曜日」シリーズからのだが、今回は宇宙船内で大暴れ。大体不死身なので結末は読めるが、さほどの面白みもなくなった。真空の宇宙へ出てなんとも無いのはあまりに荒唐無稽でついていけない。映画、最近はビデオが多いが、名作は勿論、B級駄作やサスペンスも大好きです。
ノドとか体調も少し戻ってきたので、それからネット碁2局打って寝たのが日めくり換わって3時半。2連勝だったが、結局それから10時半まで寝た。 現在 47勝17敗。
お昼前、お隣から赤ちゃんの名づけの赤飯いただく。風邪ひかないよう元気に育ってください。
昼は、このごろマジメにNHK囲碁見ている。結城さん圧勝。王さん目ハズシに高くかかりツケられてから、上からアテテ定石辞典のハマリの進行になった。何か手があったのか勘違いか、捨石か、地が大きいので疑問が残る。考え込んでいたので失敗かな。
いま永井荷風を読んでいる。パラパラ捲る西遊日誌抄はちょうど百年前のアメリカ記述から始まっている。あわせて墨東綺譚を読みながらも、若い頃この作家の名前は知っていたが読まなかった理由がよく判った。作家には読者として読む時期がある。坂口安吾とか永井荷風は何か生活が堕落するようで読まなかった。坂口は当然ながら文士の素人碁打ちで軽妙な囲碁エッセイは読んだような、読まなかったような。
とにかく、荷風の、どこか覚めて透明な文章が心地よい年になれば、この作家は読むに値する。神田や浅草界隈はよく歩いた場所なので多少の記憶は助けになる。ホント都会にいる時は良く歩いた。市谷から四谷、新宿は何でもなかった。かの文士の眼は歩く視点だから心地よいのか。
午後、昨日オープンのショッピングセンターへ子供と行く。大混雑と思ったがスンナリ入れる。県外の資本がドンドン入ってくる。こういうのが少し景気刺激になればよいが。結局、ジュース買っただけで、何も買う予定なし。本屋は立ち読みだけでパスです。
夜、子供を連れてスーパー銭湯へ行く。備長炭を露天風呂につけてあったがどうなのか。これ書いているがまだ体がカッカしている。
今日は、何も勉強らしい勉強していない、平和な一日でした。
ここまで書いてアップロードしようとしたら、ADSLが不調。モデムもコンピュータも全部リセットしたらアップロード忘れてしまった。
また寝る前に一局というところで、10時半からネットに接続して対局見ていたら、breakfast1pからお声がかかる。体調ももどったし風呂へ入って震えてないし、ありがたく指導碁受ける。
3子で隅は例によって目ハズシ。今日のNHK見てるし、誘いにのってもいいのだが怖いので3連星で受ける。途中からカラミにもっていったのでチャンスあるかなと思っていたが楽に凌がれ右辺が白っぽくなった。冷静に地合い読めばいいが時間は秒読み。ママヨで薄みねらったら、途中またADSL断線。モデムリセットで必死に接続したら、先生待っててくれたので、謝って再開。
結局コウになり相手の7目が抜けた。その代償に大石が眼二つにされたが殺されず。結局地合いで大差になってしまった。これまたラッキーな173手までの勝ち。
12月19日(金) 帰宅途中、吉野川の河口近くに、大きな光が見える。
100メートルくらいに近寄れば、何だ、で一目瞭然だが、遠目にはまるでクリスマスツリーだ。種を明かせば、先日から始まった河口近くにできる橋の工事の作業船の夜間灯です。
実家は南の川向こうまで車で20分、橋ができれば多分10分くらいに短縮できて有難いのだが、話はそう単純で無い。
この橋がそもそも1年や2年ででできるシロモノではないことは誰にも判るし、その工事自体が河口付近の干潟や生態を大きく変化させる意味でかなりの反対もある。いきなり橋脚はできないし、ものすごい基礎工事になるに予想はできる。ニゴリや音が河口付近に影響がないわけが無い。たまに河口で釣るがここらはスズキやチヌ、カレイの宝庫で、水鳥や渡り鳥の休息地としても、また広大な干潟も有名だ。おそらく7,8年の工事で何か大きな変化があるのは間違い無い。
橋脚も減らした工法らしいが、できるならゆっくりやればいいのだ。人工物をつくることは100%間違っているとは思わない。無駄な人工物はいらないが、適度な海の人工物は魚の住処や生けるものの依代になる。1本の流木が南洋から黒潮に乗れば、海草がつき、小魚がつく、それをねらって中型魚が廻りにくる。それを狙って大型魚が。テトラも同じ。2,3年で海草や貝殻がつき、チヌや小魚が居つく。だがしかし、例えば南の日和佐の岸壁は何万トンの船がつけるが、ほとんど利用されていない。今はイカ釣り人の天国になっている。これは税金の無駄使いだが。
もともと今の吉野川河口付近は江戸時代に人工的に作られたもので、旧吉野川が本来の吉野川だった。川の蛇行が洪水の原因ということでまっすぐしたのが現在の吉野川。全体が落ち着くまで暴れまくった。こんな広い河口にすぐなったのかというとそうではない。呼び水的に20メートルくらいの幅の水路で流したら、自然にそちらへ流れ出し広がったシロモノです。今は幅1000メートルくらいあるからスゴイ。
第十堰は、それから上流の水面がカサ上がって一部、旧吉野川にうまく流れるようにしたもの。先人の智慧です。河口から第十堰のあたりまで15Kmくらいあるけど、スズキの80センチクラスも結構いる。この前、可動堰化でモメたのはこの石積みの堰をコンピュータコントロールの可動堰にしようとした動きがあったのでモメたわけです。可動堰がヘドロを生むのは、別に長良川にいかなくとも、地元の人間なら知っていることです。旧吉野川には可動堰があり、その辺から河口はやはり、ヘドロが多い。魚も少し匂う。干潮のとき干上がった岸辺を見ればよくわかる。江戸時代からもっている堰を信用すればよいのに。浸透性がある石組みだからいいのです。
ジャック・モノーという分子生物学者が、以前、自然と人工物は客観的に見分けるのがムズかしいと言ったけど、そうすると環境ドンドン変えていく人間も自然のうちで、という単純な話ではないが、要するに、どこで線を引くのが万人にとっていいのかということです。ここらでこの分野は打ち止めで。という配慮がなければ世の中に潤いがなくなり、味気の無い社会が出来るように思う。利便性だけでもだめで、環境一辺倒でもだめで、環境的には少し時代を戻って、なおかつ、理不尽のない社会というのがいいと思うけども。指針は人によって違うのが難しいところです。
少し風邪気味でノドが痛い。コーヒーも相変わらず飲んでいるし、熱はないのだが。やはり集中力がない。駄文書くのにエネルギーはいらないが、碁は別、ネット碁3連敗。正月休みまで、少し休もうか。
12月17日(水) Last Samuraiのアメリカでの評判が上々らしい。YahooUSAのReviewが2000ほどになっていて、中をのぞいてみると9割以上がAかA+。評論家の辛口は別にして「初めて日本文化に触れた」とか「映画で泣いたのは初めて」とか最大級の賛辞だ。もちろん史実的にはおかしな面もあるが、アメリカ人の描く日本人観の中では、Bestの映画でしょう。まず、トム・クルーズの主演男優賞と多分、渡辺謙は助演男優賞は間違いないのではないか。特に渡辺の演技にはトム・クルーズ以上に賞賛があるようで、どうも顔の迫力だけではなさそう。
渡辺の演じる勝元のカリスマ性、存在感、神秘性、リーダーシップに対してもアメリカ人もいろいろ書いています。それから結構、日本人も「素晴らしい映画をありがとう」とか書いている。
これはEPIC、叙事詩として堂々と淡々と冷静な眼で歴史の中に死んでいく英雄や、草莽が描かれているところがうけているのでしょう。
それから小雪のひかえめな所作・演技で最大の効果をだす、行動様式、ふるまいも受けている。日本文化を見つめなおすという人や、日本に行きたいと書いている人も多かった。随分現代日本は変わっていると自分は思うけど、在住外国人のReviewでは現代日本もどこにもかしこにも西洋には無い深い精神性が残っている部分があると書いている。このへんは自分等ではわからない部分です。あるか無いかわからないエーテルのようなものです。
例えば、囲碁ルールにも日本文化の精神性を残す意味で、合理性だけには絶対ゆずれない部分で日本ルールの優秀性を強調する人も、事実、沢山いる。私もその一人かもしれないけど。最後は討ち死にして、辺境の地方ルールにならなければ良いが。
12月13日(土) 子供にせがまれて昼食後、津田山に芝刈りに、ではなく一緒にパチンコ用の木を探しにいった。かつて走り回ってた山がいいだろうということで母校の小学校の裏から上がろうとしたら、オヤ、道が無い。
柵とネットができている上に竹が植わって登頂不可能。記憶力たぐって、すこし迂回してお墓の横から登りかけた。年寄りには酷な場所だが、かなり山の中腹までお墓が増えている。結構広かったように記憶していた山道はホントにけもの道のようになっている。
原生林だから当たり前だが、昔は放課後、何十人もが走りまわった山も今は折れた木やらツタで昇りにくいことこの上ない。神社の方の山道は整備され石段も出来ているがここらは荒れ放題。登る前、ガケの上をこの辺でトマコと呼ばれるイタチが走っていた。
オスでもトマコですが。ガキが走り回っている頃はそんなの山にいなかった。
このごろの子供は山は遊び場でないのかな。60メートルくらいの高さの山を途中、枝ぶりを見るとか言って、休憩しながら良さそうな雑木のいいのを2本ほど持参のノコギリで挽いて持ち帰った。これに、先日ホームセンターで買ったゴムチューブを付ければ出来上がりだが。
山道を登りながらコウ考えた。地を見回せば、白が勝つ。コウ受け間違えたら黒が勝つ。コウ材考えれば泣かされる。白地を通せば退屈だ。
このあいだの碁か。何のこっちゃ。
最近は、体重増えて山は苦手。だから海ばかり。
帰りは、新町川河口で何か釣れているか見に行ったがチヌ釣り師等は女性も含め数人いたが釣れてない。堤防を500メートルほど三人で突端の沖洲赤灯台まで歩いたが風も吹いてきた。長男が「お父さん電線がなくなった」という。以前は灯台まで電線があった。見ると灯台の上に太陽電池が見える。釣り糸がよくかかっていたのでこれは大歓迎です。ここでも竿は寒空にピクリとも動かない。
最近は雨も多かったし、魚も深いところへ逃げたかな。川筋の釣りはこの時期難しいのです。退屈なので帰りのフカセ釣りの人が左ハンドルか右ハンドルか歩きながら調べる。さすが徳島7人中6人まで左ハンドル。いえ、乗って来た車の話ではありません。リールのハンドルがどっちについているかの話です。
しばらく釣りをしてないので行きたいのだが、12月はとかく何だかだでヤブ用で、寒いし。
寒さに弱いので最近ユタンポをし始めた。湯沸しの最高温度の75度を入れとけば、熱くもなし丁度良い。朝はこれで顔を洗って、ヒゲをそる。小さい洗面器軽く2杯あって朝でも20度くらいはあるから快適洗面です。ガス代はたかがしれている。血の巡りが悪いのか手足が冷えるのです。今朝はカミさんがウサギの格好した耳もついたピンクの温かいスリッパ出してくれた。家の中なら気兼ねなくはけます。
夕食後、ネットで早碁。2連勝で43勝13敗。
12月12日(金) トム・クルーズの新作映画「ラストサムライ」を観た。今朝の新聞の映画評でほめていたのと1年以上映画館に足を運んでいないので出かけたのだが。ステレオタイプ(注:以前はステロタイプと言ってたような。ステゴロは素手のケンカが好きな人、関係ないが)な日本人感からは抜け出ているが、娯楽映画としてはまあまあ。
映画評見てもどこにも、指摘していないが、かなり他の映画の影響が観られるのは確か。基本設定はケビン・コスナーの「ダンス・ウィズ・ウルブス」だし、シェーンの雰囲気もあるし、何よりもクロサワ映画の影が濃いのは間違いない。捕虜となったトム・クルーズ扮するアルグレン大尉を監視する役は、七人の侍の宮口精二そっくりの容貌と雰囲気だ。渡辺謙の大将は志村喬よろしく坊主頭で雨の使いかたもそうといえるかもしれない。ただ、今回も渡辺のセリフが多すぎて英語が堪能すぎるのだ。サムライがベラベラ喋るなといいたい。「たそがれ清兵衛」の真田広之がまだいい。その真田、今回もほとんど喋らない。香港映画のような早回しや最近のCGトリックのない真田とトムの殺陣はなかなかです。今アメリカの格闘技のフォーラムではこの映画の中の柔術訓練のシーンで掛けた技がKneeBarとかHeelHookなんとかで盛り上がっている。なかなか迫力あります。何しろ前5列くらいで見たのだから。大体いつもこの辺で見る。ドルビーだか何だか周波数低いのでビビル。以前も前の方で、「エクソシスト2」だったかを田舎の場末の映画館で見たのだが、最終回で遅かったがヒョット後ろ見たら誰もいない。ゾーットした。でも映画は前の方で見るベシ。
トム・クルーズという俳優は二枚目俳優にありがちな傾向として顔の表情にとぼしいと思う。ロバート・デ・ニーロのように表情豊かに器用にどの役もこなせる人物ではない。二枚目はどんなに表情くずしても形状記憶合金のように二枚目に戻ってしまうのだ。その点、日本の二枚目の特徴は眉間を中心によせて眉毛を吊り上げる。これは小林旭も裕次郎も高橋秀樹も一緒。歌舞伎の影響です。それにしても日本人は頭が大きい。トムクルーズも渡辺の半分くらいかもしれない。松井選手がMLBで2番の偉大な頭といわれるのもうなずけます。渡辺氏の迫力に押され気味でしたね。
内容は、アメリカ人が軍事顧問になり指揮するなど歴史の捏造もいいところですが、多分に雰囲気づくりはアーネスト・サトウの日記や当時の写真を時代考証に使ったには違いないでしょう。実際、映画の中の大村とは近代軍創った大村益次郎のことだろうし、彼の強引さがかなりの敵を作っていたことは間違いない。要するに史実とフィクションのごった煮でした。
まあお勧めの娯楽映画です。格闘技、武道ファンならビデオまで待てるか。見に行け!
2月10日(水) 前から休みになったらやろうと思っていたことだが、朝10時から町内のゴミ捨て場の周囲の鉄柵2ケ所を一人で塗装した。結局1時間30分ほどかかってしまった。ラッカースプレーを2色それぞれ4本で計8本。本来サビ落としもすればよいのだがそれほど私もヒマじゃない。2ケ所をグレーと深緑で吹いていったがスプレー8本吹くと押さえ続けた人差し指がしびれてくる。サビが少し出ているところは二度塗りで、他は軽くやったけど軍手持って行かなかったので手は結構汚れた。美観も環境のうちだから多少見栄えがよくなったのは幸い。畑をやっていた年輩の方が時折「ごくろうさん」と声を掛けてくれる。スプレー吹く日は無風がいいが時折冷たい風が吹き抜ける。塗った後も灯油で手を洗ったがなかなか取れない、オマケに鼻が塗料の何かでツンツンしてしばらく気分が良くなかった。
昼食後、ヤブ用済ませてリサイクルショップへ行ったが休み。こんなパターンは以前にもあったような。かくて近くの碁会所へ。入っていくとギター習ってたO先生がいる。指導碁終わったらしく一曲教わる。のは30数年前のこと。今回は一局教わることとする。実際は打つのは始めてですが。O先生は今はギターはもっぱら編曲の楽しみのみで、悠々自適囲碁三昧の毎日らしい。
強豪なのでこちら先では届かないかなとも思ったが、失礼して右上小目に打った。中盤で白の弱石2ケ所をからみにいったが、うまくいかず、にわかに白の中央が厚くなって地が付きはじめた。こちらの弱石も結果生かされた形で盤面もういけない。最後、下辺で大して大きくも無いコウが始まったが、ここで先生間違えた。コウに付き合わずつないでおけば白勝ちだったがコウ材受けを誤って白地に手が生じた。その手も冷静に読みきれば何事もなく白勝ちだったのだが、最後ウッテ返しの筋が生じて大逆転。
何かネバリ勝ちで申し訳なかったが。後は講評聞いたがやっぱり私の碁はどこか筋が悪い。反省。
局後、あの本読んだですかと聞かれた本が「Mathematical Go 囲碁の算法」。訳者の一人が知り合いで読んだらしく、ひとしきりコンピュータ碁やルールの話、ギターの編曲の話で時間を忘れた。結局、対局は2時間近くかかった計算で、帰りはご自宅の近くまで送ったものの5時過ぎとはいえ街はもうすでに暗く、街行く人も寒空を家路に急いでいた。
12月9日(火) 夕方、帰宅中に車の中から変わった歩き方をする人を見た。意識して歩いている様子だったので、いわゆる「ナンバ歩き」だと思う。渋谷でやるようなナンパ歩きではない。右足と右手、左足と左手をシンクロさせて歩くやり方で、慣れると疲れないと聞く。古くは大名行列でやられた歩き方で武道の原点ともいうべき構えというかやり方だ。相撲の土俵入りや型でも見た人は多いはず。半身になる型です。
ナンバなんて言葉は、それこそ、ナンバのナンバ花月の前をナンバ歩きするナンバ トシゾウなんてことで、何のことだかわからない。多分、サルの時代は大手を振って両手の交互歩きはしていない。樹上で右側だけとか左側だけをナナメにつかっていたはず。若い人だったので太極拳でもやっているかもしれない。毎日の通勤でも渋滞していたら色んなことが目に入る。
ネット碁、肝心なとこでADSLが切れ時間切れが2局続いた。1局目は形勢少し悪かったがまだ逆転の余地あり、2局目は大石、ナベに入れかけてたが時間切れで負け。最後のは深夜だったが切れたので少し気になった。再起動すると繋がるが、5分ではログインできないのでどうしようもない。インターネットは大体の技術で成り立っている。ま、腹たててもしようがない。
12月7日(日) 子供二人を連れて実家へ行った後、一緒にボーリング行く。金曜日に何年かぶりにボーリングをやったので子供にも楽しみをおすそ分けというわけだ。金曜日は職場のレクレーション大会で2ゲームで230点か240点だったかで散々だったがさて今日はどうなるかと思ったが、また散々だった。だいたい50人近くの職場の大会だったがマイボールもってくる人がいてハンデがないのに勝てるわけはない。
私もマイボール持っているのだがこれが何と砲丸投げの球です。中学校のときちょっとやっていたので健康のためと買ったのだがかえって肩をいためてしまったシロモノ。実家の下駄箱の中で眠っているハズ。結局30位でしっかり雨傘の景品はもらったが。
ということで子供用にガーターに落ちないような仕掛けを細工してもらってやったが子供は真剣でした。何しろ隣のレーンでは3歳くらいの子がやっている。初めてで珍しいのかキョロキョロやりながらで当然のごとくまっすぐいかない。こちらもいい格好しようとあせるばかり。ガータに落ちないから右に左に当たって、ズボンの中のオナラで右と左に泣き分かれというわけでなく結構真ん中にくる。あれこれ説明しながらやるが子供とドッコイソッコイ(方言かな?)。最終兄が81点。弟が78点。私が80点でした。情け無い。二人ともスペーアー取ったのに私はなし。話にならない。
夜、「武蔵」最終回。1年間で9割くらいは見たけど、時代劇は時代考証がだんだんいい加減になってくるように思う。昔の武士はこんなに喋ったのだろうかという疑問はある。江戸に詳しい三田村鳶魚の本読んでも当時の明治の小説に噛み付いているのだから今のテレビの時代劇みたら何というだろう。ちなみに鳶魚は元ホンマモンの武士ですからね。来年は新撰組らしいが、にやけた顔で宣伝してほしく無いけど、見るかもしれない。
12月3日(水) 最近手をつけて中途半端になっているのが多いのでひとつひとつかたずけようと例によって帰宅後パソコンの前にすわることが多くなった。実際、その疲れか夕食後、血糖値もあがってとたんに眠くなった。食べてすぐ寝たら牛になるとは昔の人の言い草だが、こちとらは生まれたときから丑年でその心配はない。
携帯のアラームセットして起きたのが10時、これで約2時間。これ以上は朝まで寝てしまうのでムックリ起き出す。30分ほどネットを歩いてから、CDの中のデータアクセスしようとしたらアクセス不能。VAIOのCDドライブは時々こうなる。「どきどきアクセスできなくなることがあります」とかフザケタ注意書きまで入っていたのでメーカー認知のものだがしょうが無い。うす紫のデザインにだまされて買った自分が悪い。結局、居間の自作パソコンにCD放り込んでアクセスして事なきを得た。こんなときLAN組んでてよかったなと思うけど。Sonyは買って失敗したなとも思う。だましだまし使わないともったいない、もったいない。しばらく放っておいたらまたアクセス可能になるのです。これが。
コーヒー飲んで一服してDashnにログインしたら2秒でbreakfast1Pからお誘いがきた。誰かがLogInしたらわかるようになっているらしい。まだ充分頭が回転していないけど、ありがたく受ける。この前はフラフラ付き合っていて要の石を取られたので、今日は手拍子をやめようと慎重に打つ。3子で隅の小目にかかったら3間高バサミ。うーーん。知らん。ごそごそやると取られるので簡明に生きる。あとで石田芳夫先生の基本定石事典見ても入ってない。大事典はもってないからわからないけどこの前のハメ手にかかったようには悪くはない。
こちらは慎重に打つから時間が無い。あっという間に30分使いきってしまって30秒の秒読み。こんなときは簡明に打たないと後半アットいうまに追い込まれる。 ヤクザが追い込むといったらただ事ではすまないけど相手が碁のプロでもやっぱりタダではすまない。消費税分くらいすぐかすめ取られる。それがかすめ取られたのか取られてないのかこちらはよくわからないので始末が悪い。
実戦では中盤から白は大した地がないし、こちらの大石狙っているのは判っていたので上辺の石と連絡を図って、結果、逃げた石が白石分断できて、逆に白の大石が死んでしまった。持ち時間が長ければ殺されていたかもしれないけど。観戦者も多く、多少あがっていたが何事も慎重でないといけないと再確認した次第。136手までラッキーな勝利。 ただいま41勝10敗。
12月2日(火) 出勤途中吉野川の土手の上を車を西へ走らせていたら945KHzのNHKから聞こえてきたのが鬼束ちひろの「いい日旅立ち 西へ」だった。24,5年前の山口百恵の名曲のリメイクかと思って聞いていたら伴奏も歌詞もどことなく違う。歌詞はどうも全面的に書き直したようで、それはそれなりにいい曲ですからよかったです。ところが朝のせわしないときだからかNHKのど自慢のようにサビのところでこれが途中でやめるんだ。こんないい曲は最後まで流して欲しいものだが、途中でやめると著作権料値引きになるのかなとは、いや思いませんが。いずれにしてもこの曲はお気に入りです。机の上に歌謡曲のすべてという800ページ近い本があるけど、この曲は930番です。お気に入りは何番にあるのか何曲か覚えてしまった。鬼束ちひろという歌手は知らないけど歌唱力はありそう。いい曲です。
年末恒例、来年の手帳を買うのだが、今年は薄いスケジュールだけ記入のやつにした。毎年夏になると薄着してポケットにあまり入れなくなるので手帳は小さいのに限るとおもっただけだが。
12月1日(月) さすがに冬という感じがしてきた。このとことろ時々豚汁(ブタジルといっているがトンジル?)が夕食に出るがお代わりしてしまうくらい寒くなってきた。血の巡りが悪いのか、暑さにはめっぽう強いが寒さには弱い。足が冷えるので夕食後しばらくして歩く。少し距離も伸びたおかげで、体重も80Kgを割った。明日は冷え込むらしいが根気がつづくかどうか。30分ほど歩いたおかげで足はポカポカです。
ネット碁はどうやら根気が続いている。現在40勝9敗1中断。対局途中2度ほどADSLが切れたが1局は3分後再開し勝った。本日のはこっちのADSLが切れ、しばらくして戻ったら相手もいなくなったのか中断局になっている。5分待っていれば相手が勝っていたけど、まだ機能解説も充分でない様でわからない部分がある。勝敗不明だが相手には悪いこととしたが連絡のとりようがない。
負けたのは大体、切断の筋の見落としが多いようだ。2,3局勝って最後疲れて見落とすケースが多いように思う。たまに眼精疲労おこす年になったが、まだ老眼というほどでない。視力は悪いときは両目0.4くらいだったが、釣りで鍛えたか、いまは両目1.2くらいで、免許証は眼鏡なし。大体近視はだんだん見えてくるのだ。近くは眼鏡不要になる。それから老眼になるので少し遅れるのかな。
大体ディスプレーは普通、実際の碁盤よりは上にあり、正面にある。普通の対局5局とネット対局5局では疲れ方が違うように思う。目線より上の対象になるとまぶたを多少力を入れて引っ張り上げないといけない。だから疲れる。おまけにまばたきが少なくなる。だから余計に疲れるのです。ディスプレーが机の下に埋め込まれている装置があるが、理にかなっているのです。今度からノートパソコンの液晶画面で打とうかな。
2003©鬼池田
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